2025年7月28日に安川電機が元社長、会長で、北九州商工会議所会頭も務めた利島康司さんが7月17日に老衰のため死去したと発表されました。
今回は、利島 康司さんについて、
- ウィキプロフィール
- 学歴
- 経歴
についてまとめました。
是非最後までご覧ください。
利島康司のwikiプロフィール
- 名前 : 利島 康司
- 読み方 : としま こうじ
- 生年月日: 1941年6月11日
- 年齢 : 84歳
- 出身地 : 福岡県
- 最終学歴: 慶應義塾大学 法学部法律学科
- 所属企業: 株式会社安川電機(旧・安川電機製作所)
利島康司の学歴は?幼少期から慶應法学部へ
利島康司さんが通っていた福岡県立小倉高校は地元でも有名な進学校として知られています。
高校卒業後は慶應義塾大学 法学部に進学しています。
1964年に慶應義塾大学法学部を卒業しました。
利島康司の経歴まとめ
大学卒業後は、安川電機製作所(現・安川電機)に入社。
1992年に理事に就任し、1995年にはロボット事業部長に抜擢。
ここで、年間15億円の赤字を出していたロボット部門の立て直しを任されます。
徹底したコスト管理と戦略的な事業再編を断行。
15億円の赤字部門を黒字化するという経営改革を成功させました 。

「V字回復の立役者」と称されました。
この成功が評価され、常務、専務を経て2004年に代表取締役社長に就任しています。
利島さんの在任中、安川電機は産業用ロボットやインバータ制御機器などを軸に、海外展開を強化。
特に欧州や中国への進出を加速させ、技術面では医療・介護分野にも応用を広げるなど、企業の多角化と国際化を推進しました。
社長を退任後の2010年には代表取締役会長に就任。
後進育成と経営の監督に注力。北九州を拠点とする企業として、地元の商工会議所会頭も務めるなど、地域経済への貢献にも力を入れました。
北九州の在フィンランド名誉領事として国際交流にも尽力しており、地域の企業と海外を結ぶ橋渡し役としても存在感を示しました。

その功績が認められ、2018年には旭日中綬章を受章しています。
長年にわたり産業界を支え、国際的な技術交流や地域経済の発展に寄与した人物として、高く評価されました。
まとめ
今回は、利島 康司さんについてまとめてきました。
- 福岡県立小倉高校、慶應義塾大学 法学部を卒業
- 大学卒業後は、安川電機製作所(現・安川電機)に入社。
- 1992年に理事に就任
- 1995年にはロボット事業部長に抜擢され、15億円の赤字部門を黒字化に!
- 常務、専務を経て2004年に代表取締役社長に就任
- 社長を退任後の2010年には代表取締役会長に就任。
利島康司さんは日本の製造業界に大きな足跡を残しました。
今後もその経営哲学は、多くの若手経営者や技術者にとって指針となっていくことでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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